1992年、スウェーデンで大規模な疫学調査の結果、北欧3カ国において送電線や変電所の付近など2mG(ミリガウス)以上の磁場では「小児白血病の発生率2.1倍、小児脳腫瘍1.5倍」と、電磁波の危険性を示しました。特に乳幼児は頭蓋骨が薄くこの様な危険性を及ぼします。他にも強い電磁波が出ている物は、電気自動車(EV)、ハイブリッド自動車、プラグインハイブリッド車(PHV)、携帯電話、Wi-Fi、IHクッキングヒーター、エアコン、パソコン、電気こたつ、電気カーペット、電気毛布、送電線より強い電磁波が出ているものもあります。その分、使用する電気量も増え40年前と比べ電気の使用量は約6倍です。ゲーム機や携帯電話、パソコン、ホットカーペットなど、体に長時間触れる電化製品の影響ははかり知れません。
しかし実は、何もつながれていない電気コンセントが一番電磁波を発生さています。家中に充満した電磁波は、より電圧の低い体の表面へ流れていきます。電磁波のもれを防ぐには電気を地中に逃がすアースをとるのが確実な方法ですが、欧米と違い、日本の電気コンセントはアースがとれないため、電磁波を逃がす手段がないです。
特に眠っている間、脳に近い所で電気が流れ、電磁波によって静電気が誘導されて頭に溜まり、脳血流を低下させます。それが不眠や頭痛、免疫力の低下による病気を引き起こしている可能性が高いです。
また、家庭内の電化製品が増え、コンセントが増えると、電気配線の数も増大し、見えない壁の中はさまざまな種類の配線が網の目のように走り、その配線も電磁波を発していますから、より体への影響は大きいです。
日本の電気コンセントからは、スウェーデンの電磁波許容基準の7倍もの電磁波が出ています。この電磁波が空気中の水分子に作用し、プラスの静電気を帯びたイオンを空気中に増やし、空気中のダニの死骸や糞、ホコリ、ウイルスを磁石のように引き寄せ、皮膚に炎症を起こさせたり、口から入り粘膜を刺激して鼻炎や気管支ぜんそくを引き起こしたりします。
アトピー性皮膚炎やぜんそくといったアレルギー症状だけでなく、がん、脳腫瘍などの9割は何らかの電磁波障害が原因だとみています。
しかし、電磁波が発生している場所から離れることで、症状が格段に良くなる場合があります。
配電盤付近や電磁波の少ない場所に移動してもらう事で、3ヵ月ほどで症状が消え、見違えるよう改善されます。
また、戸建ての2階で就寝される際、真下に照明器具の配線がたまっている部屋は避け、別の部屋で就寝される事をお勧めします。配線がたまっている部屋にも電磁波が出ており、その上にベッドと置く事でスプリングで電磁波を増幅しより体に悪影響を及ぼし、電磁波を浴びる事で不眠や吐き気、うつ、脳腫瘍、がん、発達障害、かすみ目、頭痛、肩こりといった症状がでます。
※Wi-Fiは使用しない時や就寝時は電源を切る事をお勧めします。
近年、注意力や集中力に欠け、落ち着きがなく、キレやすい子どもが増えているのも、電磁波による脳血流の低下が大きな原因だといえます。
これから家を建てる方は、合板や接着剤を使う家ではなく、昔ながらの無垢材や漆喰など天然素材を多く使った家を選択されるのが良いです。
天然の漆喰から出る遠赤外線には有害電磁波をカットする働きもあります。また、漆喰は強アルカリ性のため、殺菌機能があり、主成分の消石灰の作用によって、カビやダニの発生を防ぐと言われています。
また、周辺に高圧送電線や携帯電話の電波塔など、電磁波発生源が少ない場所を選ぶことも大切です。