~カフェインによる作用~
1日当たりのカフェイン最大摂取量は、1日あたり400㎎までとされており、妊婦さんは、1日200~300mgまでになりますが、飽くまで最大摂取量になりますので、100mg~150mgまでに抑えられることをお奨めします。
カフェインは利尿作用が強い為、体内に溜まった老廃物を排出がし辛いのと、沢山水分を放出することで脳が危険を察し体内の水分を蓄えようとする為、浮腫みの症状が出ます。緑茶を毎日飲まれる高齢者が腕や足などが浮腫んでるいるのも、その理由の一つです。
茶葉にはカテキンが入っており、抗菌作用や活性酸素を抑制させる効果がありますが、飲み過ぎることで体に悪影響をもたらします。
<100mlあたりのカフェイン含有量一覧>
・抹茶 64mg
・玉露 160mg
・煎茶(緑茶) 20mg
・釜炒り茶 10mg
・番茶 10mg
・ほうじ茶 20mg
・玄米茶 10mg
・烏龍茶 20mg
・紅茶 30mg
・コーヒ 60mg
【お奨めの水分】
体内に滞った老廃物は水や麦茶、ハーブティー、ルイボスティー、コーン茶、豆茶、杜仲茶、昆布茶、そば茶などです。
麦茶には余分な塩分を体外に排出し、高血圧の予防や改善を促すカリウムや血液をサラサラにするアルキルピラジン、抗酸化作用があるポリフェノールなどが含まれています。
ルイボスティーにもポリフェノールが含まれており、活性酸素を減らす効果があります。
1日の水分補給量は体重の3%が上限です。
例)
体重50kgの場合:50kg×3%=1.5リットル
体重60kgの場合:60kg×3%=1.8リットル
水分補給は、一気に摂っても吸収されにくい為、小まめに補給することが大事です。また、常温での摂取をお奨めします。温かいと吸収されやすく腎臓に負担が掛かり、冷えていると吸収がされにくい為です。
夏場は、外気温と体内温度が高い為、適温になる為、冷えた状態でも大丈夫です。また、温度差で自律神経も整います。